2線式超音波レベル計
ULM-20R
新信号処理方式によりノイズをマスク
超音波レベル計は被測定液面の上方に設置したセンサから発射する超音波が被測定面で反射して再びセンサに受信されるまでの空中伝搬時間を測定して、被測定対象の底面からレベル面までのレベルを計測するものです。 ULM-20R型は変換器とセンサ一体型構造であり、二線式結線に対応しております。 ULM-500型と同様の信号処理方式により、ある程度の液面状況の変化にも対応した、コンパクトでありながら高性能な超音波レベル計です。
特長
- 新信号処理方式(DGL機能)を採用。常にノイズレベルを自動学習し、ノイズを検知しないようにノイズをマスクするDGL(ダイナミックゲインリミット)機能により、センサ取付部や壁の突起、タラップなどの障害物の影響を受けないようにします。
- 2線伝送方式の採用により、配線工事が簡略化。また一体型構造のため、変換器設置箇所を設ける必要がなく経済的です。
- 優れた防水・耐食性構造。IP67構造を採用しており、幅広い設置環境に適用可能です。水滴付着や飛沫に対しても問題なく、高粘性液などに最適です。
変換器仕様
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型式 | ULM-20R-S |
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測定距離 | 8m |
不感距離 | 0.3m |
測定精度 | ±0.25%FSまたは±6mmの大きい方(※) |
測定出力 | DC4~20mA |
電源 | DC24V(許容範囲:20V~36V) |
構造 | IP67(耐塵防浸形構造) |
材質 | 本体部:アルミダイキャスト/センサ部:硬質塩化ビニル樹脂 |
外形寸法 | φ140×200(H)mm |
質量 | 約2.2kg |
(※)温湿度分布一定の環境下にて1m基準反射板を測定した場合。