超音波水位差計
ULM-520 ULM-530
非接触型で水位および水位差を測定
受信エコーのパターンをデジタルデータに変換して記憶し、受信波判別アルゴリズムと統計処理により、確度の高い測定を行います。 波浪や風の影響にも受けにくく高い信頼性を保っています。
特長
- センサAの超音波伝搬時間と、センサBの超音波伝搬時間との差から、水位差を測定します。（下図）
- 海水に接しない非接触で、従来のバブラー式やフロート式のように貝・ふじつぼ・くらげ・藻やゴミの付着などの原因により動作不良を起こすことがありません。
- 耐食性にすぐれています。塩害に強い硬質塩化ビニール樹脂製(PVC)で、防水仕様のセンサです。
- 信号処理をマイクロプロセッサで行うことにより、水位差および水位を自由に選択し、指示・出力することができます。
- 受信エコーをデジタル変換し、受信波判別アルゴリズムと統計処理により、波立や風の影響を受けにくくしています。新しく、泡の程度を自己判断し、シャワーノズルにより消泡、除去する泡対策（オプション）を用意しました。
- 超音波の伝搬速度はその雰囲気温度により変化しますので、自動温度補正回路を内蔵し、自動的に出力を補正しています。
- 上限および下限の警報接点出力が設定できます。
測定点配置例
変換器仕様
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| 型式 | LE520 | LE530 |
|---|---|---|
| センサ接続数 | 最大3台 | 最大6台 |
| 測定精度 | ±0.25%FSまたは±6mmの大きい方(※) | ±0.25%FSまたは±6mmの大きい方(※) |
| 測定出力 | DC4～20mA | DC4～20mA |
| 外形寸法 | 200(W)×108(D)×330(H)mm | 480(W)×268(D)×266(H)mm |
(※)温湿度分布一定の環境下にて1m基準反射板を測定した場合。
センサ仕様
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| 型式 | LM52A111 |
|---|---|
| 測定距離 | 12m |
| 不感距離 | 0.3m |
| 外形寸法 | φ140×182(H)mm |
| 材質 | 耐熱塩化ビニル樹脂 |