よくある課題
各製品に関して、よくいただく質問と回答をまとめています。
こちらにない質問は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
IGBTのチップ上に与えるダメージを軽減

お客様
IGBTのチップ上のボンディングにおいて、他社製のワイヤボンダで採用されている60kHzの周波数ではチップに与えるダメージが大きい。

当社
当社ワイヤボンダに搭載している110kHzの振動子はIGBTのチップ上へのボンディングにおいて他社の60kHz搭載の装置に比べ、素子破壊の頻度が小さくできます。
1つのボンディングヘッドで周波数の切り替え

お客様
ケース型モジュールやリードフレームにおいて、1つの周波数帯域だけでは製品のでき栄えや固定方法の違いにより、ボンディング結果に影響を及ぼすことがある。

当社
当社ワイヤボンダはメイン周波数として110kHz、サブ周波数として40kHzを1つのボンディングヘッドで任意に切り替えて発振することができるため、ボンディング箇所毎にどちらか適した発振周波数を選択することが出来ます。
半導体業界での採用実績は?

お客様
半導体業界の品質をクリアできる装置なのか心配。又、操作も1から覚えなければならないので大変そう。

当社
弊社ワイヤボンダ(REBOシリーズ)の豊富な販売知識を活かし、REBO-Metal-Sには半導体製造装置として安心してご使用いただける機能が搭載されております。又、ワイヤボンダと同一のプラットホームを採用することで統一された操作性を実現しています。
従来型のホーン形状では端子の障壁が課題に

お客様
パワーモジュールの端子部の接合において従来型のホーン形状では端子の障壁をクリアできなかった。

当社
ツール型ホーンの開発により、パワーモジュールの端子等の障壁をクリアすることが可能となり、さらにネジ交換式の採用によりツールのみの交換が可能となったため、消耗部品費用の低減と交換作業軽減によりランニングコスト削減につながります。
昨今の環境試験で熱の影響がクリアできない

お客様
従来のはんだによる接合工法を用いた場合、熱の影響を受けやすいため、昨今、より厳しくなった環境試験(ヒートサイクル試験他)をクリアすることが難しくなった。

当社
当社REBO-Metal-Sは基板と端子を超音波振動で直接接合するため、ハンダ等の材料を起因とする熱の影響を受けることがありません。
弊社ワイヤボンダ(REBOシリーズ)の豊富な販売知識を活かし、REBO-Metal-Sには半導体製造装置として安心してご使用いただける機能が搭載されております。
Oリング、ネジを使わずコスト削減

お客様
気密性が求められるプラスチック製品において、従来はOリングにネジ止めするという方法を採用しており、手間とコストがかかっていた。

当社
当社超音波溶着機プラスチックウエルダを用いた気密溶着は多数実績があり、Oリングとネジが不要となり、作業員の工数削減によりコスト低減に寄与しています。
ヒートニッパーを使わずコスト削減

お客様
ガラス繊維が混入している製品のゲートカットにおいて、ヒートニッパーを使用すると刃先の摩耗が激しく、頻繁に交換が必要であった。

当社
当社超音波溶着機は超音波振動を用いたカット方式のため、刃先を使用していません。そのため、ガラス繊維が混入している製品でも摩耗しづらく、コスト削減につながります。
不織布の装着の耐久性を改善したい

お客様
自動車部品の内装の不織布の装着においてこれまでは両面テープなどを使用していて、耐久性に問題がある。

当社
自動車の成形品と不織布の溶着に当社超音波ウエルダを採用し、耐久性の問題とコスト削減に貢献します。
強固に固着した汚れは従来型では除去できない

お客様
紡糸ノズル、金属フィルタの細孔やメッシュに強固に固着した汚れは、一般的な超音波洗浄機では除去しきれないものがあった。

当社
ホーン型による近距離からの強力な超音波を照射することにより、これまで難しかった固着した汚れの除去を可能としました。
ガス焼けデポジットの除去における効率面と除去効果への課題

お客様
ガス焼けデポジットの除去は従来、洗浄スプレーと人の手作業により行っており、効率面と除去効果に問題があった。

当社
弊社でラインナップしている超音波金型洗浄ユニットを使用することにより、短時間でデポジットの除去が可能となり、洗浄作業の効率化と成形品質の安定化を図ることができます。
他方式の濃度計の4つの課題点

当社
他方式の濃度計では以下の問題があります。当社で製造・販売している超音波減衰方式の濃度計はこれらの問題を解決します。
問
レーザー式及び光式濃度計は薄い濃度のスラリーしか計れない。
答
弊社濃度計は超音波の減衰方式を採用しているので薄い濃度から高濃度のスラリーまで幅広く測定できます。
問
コリオリ式濃度計は機械式のため、定期的なメンテナンスが必要となる。
答
超音波式は可動部がないのでほぼメンテナンスフリーであり、故障頻度も低いとお客様より評価いただいております。
問
ガンマ線式は管理区域内での使用や放射線取扱主任者の選任等手続きが大変である。
答
超音波式は防爆仕様を除き、あらゆる場所での使用が可能であり又、取扱主任者の選任も不要です。
問
超音波音速式濃度計は液体中の音速から濃度を算出しているため、液体中の粒子量が変化しても濃度の変化として現れない。
答
弊社濃度計は超音波の減衰方式を採用しているため、粒子量の変化を的確に捉え、濃度変化として表示します。電子材料、電着塗料、離型剤、石膏・石灰石スラリー、生コンスラッジ水等、インラインで連続測定することにより製造コストを低減に役立ちます。