超音波ホモジナイザ
USH-1000Z20S
安定した乳化液・分散液を容易に作成
超音波ホモジナイザは、機械的な撹拌では混合しにくい水と油、水と顔料のようなものでも容易に乳化分散でき、得られた乳化液・分散液は非常に安定しています。 特に、安定度を維持するために界面活性剤の添加を必要とする場合は、その添加量を従来より非常に少なくすることができます。 近年は乳化・分散だけではなく、発生する強いキャビテーションを利用した化学作用を扱うソノケミストリーの分野にも応用の範囲が広がってきています。
特長
- 普通では混合しない水と油、水と顔料のようなものでも容易に乳化分散でき、得られる乳化液・分散液は安定しています。
- 安定度を維持するため界面活性剤の添加を必要とする場合には、その添加量を従来より非常に少なくできます。
- 液-液系の乳化はもちろんのこと、固-液系、気-液系の分散もできます。
- 化学反応の促進にも利用できます。
- 分散が極めて短時間に行われますので、少ないパワーの装置で大量処理が可能です。
- 既存の機械混合かく拌装置と異なり、回転部分がないので構造が簡単なうえ、取り扱いが容易です。
- ホモジナイザ本体の乳化室を取り外すことにより、バッチ処理が可能です。
役に立っているケース
水と油、水と顔料の汚れ除去の課題
お客様
機械的な攪拌で水と油、水と顔料の乳化・分散を行うと、元の状態に戻って(分離)しまうのが早い。
当社
強力な超音波振動が、通常では混合しにくい水と油、水と顔料等を容易に乳化・分散し、高い安定性を持った乳化液・分散液が得られます。
USH-1000Z20S 仕様
※スクロールしてご覧いただけます
型式 | USH-1000Z20S |
---|---|
出力 | 800W(連続発振) |
周波数 | 19kHz |
乳化室送液圧力 | 0.3MPa以下 |
溶液温度 | 20℃~50℃ |
外形寸法 | 発振器:262(W)×400(D)×418(H)mm 本体:約320(W)×450(D)×800(H)mm |